DoorDashがWoltと協力関係を構築

サンフランシスコ&ヘルシンキ、2021年11月9日/PRNewswire/ 

DoorDash, Inc (DoorDash) および Wolt Enterprises OY (Wolt) は本日、DoorDash および Wolt の一部株主による全株取引により、DoorDash が Wolt  を買収するという合意に至りました。両社は、各地域の最高の商品・サービスとユーザーを結ぶローカルコマース・グローバルプラットフォームを構築し、加盟店の収益を伸ばし、世界中の何百万もの Dashers そして配達パートナーに対し有意義な収益の機会を提供するというミッションを共有しています。このパートナーシップにより、私たちのもつ共通のゴールに向けてより歩みを加速させられることを期待しています。

 

「DoorDash そして Wolt は、われわれが商業活動を行う地域に活力を与える、ローカルコマースのためのグローバルプラットフォームを構築する、という共通のヴィジョンをもっています。」DoorDash CEO兼共同創業者トニー・シュー はこう述べています。「ミキ・クーシのリーダーシップのもと、Wolt では力強く前進していく社風、真摯な運営体制、行動を起こすことを重視する姿勢をつくりあげ、それは私たちの社風と一致しています。我々が手を組むことで、商品開発を加速させ、各市場により焦点をあてることができ、ユーザーや加盟店、Dashers そして配達パートナーに対し、より高い価値を提供することができるのです。」

4,000名以上の従業員からなる Wolt は、世界23か国において、ローカルコマースのプラットフォームを提供しています。お客様に対してのきめ細やかな対応やこだわりが、非常に優れたユーザーのロイヤリティとリピート率につながっています。Wolt は効率性を重視する事業運営で知られ、地方都市から人口密度が高い都市部まで様々な環境でサステナブルにサービスを展開しています。Woltの革新的な技術、サービスに関する優れた知見、そして顧客満足に対する熱心な取り組みなどの特性が、両社がローカルコマースのプラットフォームを構築し、幾年にも渡り成長を遂げることを可能にすると確信しています。

Wolt CEO兼共同創業者ミキ・クーシは次のように述べています。「DoorDashは世界でももっとも重要な市場のひとつにおいて驚異的なビジネスを構築してます。われわれ Wolt は非常に小さな国からスタートし、国境を跨ぐビジネス拡大のやり方を早い段階から学ぶ必要がありました。同じような環境で成長してきたからこそ、われわれはこの買収プロセスを通じて、それぞれのチーム、文化、企業の中に、数多くの共通点を見出すことができました。トニーそして DoorDash のチームと手を組み、より素晴らしいものをつくりあげていくことを非常に楽しみにしています」

買収の完了をもって、ミキ・クーシはトニー・シューのもとDoorDash Internationalを率いることとなります。ミキ・クーシのリーダーシップのもと、国際的な規模の拡大、製品開発の加速、投資効率の向上を期待しています。プラットフォームの構築とグローバルビジネスの成長のために、積極的な投資を継続していく予定です。

「これはデジタル時代に、ローカルコマースのためのグローバルプラットフォームを構築するチャンスなのです」 トニー・シューはこう述べます。「Woltと手を組むことで、優秀な人材の層が厚くなり、米国への注力を高めつつ、国際的な成長を加速させることができます。両社の発想力、商品に対する優れた専門知識、運営能力の高さにより、市場規模を拡大し、投資効率を高め、長期的な収益性を向上させ、株主の利益を生み出すことを目指しています。」

主な取引条項

・取引額は約70億ユーロで、通例の買収金額の調整を経て決定されます。

・全株式取引:本取引の一環として発行される DoorDash 株式は、2021年11月3日現在 DoorDash VWAP(30日間)に基づき1株あたり$206.45で評価されます。

・Wolt 経営陣および従業員のために用意された新たなリテンション資金プール:約5億ユーロ

本取引がもたらす財務的な影響

・2022年度 GOV 成長率に寄与する見通し

・2022年度 プロフォーマ結合後の調整後EBITDAが0~5億ドルになると予想

クロージング

・本取引には、規制当局の承認など、この種の取引の通例の完了条件が適用されます。

・現時点では、2022年上半期に取引を完了する予定です。

両社の取締役会は本取引を承認し、Wolt の発行済株式の過半数を所有する株主が本取引を支持しています。DoorDashの単独財務アドバイザーを Goldman Sachs & Co. LLCが務め、Wilson Sonsini Goodrich & Rosati、Allen & Overy LLP、Avance Attorneys Ltd が本件の法律顧問を担当しています。Wolt の単独財務アドバイザーをQatalyst Partnersが務め、 Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom LLP および Roschier, Attorneys Ltd.が法律顧問を担当しています。

投資家向けのプレゼンテーション

本取引の概要を記したプレゼンテーション DoorDash の投資家対象のサイト内に用意しております(http://ir.doordash.com.)

2021年度 第3四半期決算報告

DoorDashは 11月9日(サンフランシスコおよびヘルシンキ現地時間)発行の別プレスリリースにおいて、 2021年度の第3四半期決算報告を行っています。該当プレスリリースおよび第3四半期決算報告についての投資家向けのレターについては、DoorDash の投資家対象のサイト http://ir.doordash.com にてご確認いただけます。

第3四半期収益のプレスリリースのオンライン会見(*こちらはすでに終了しております)

11月9日(サンフランシスコおよびヘルシンキ現地時間)2:00pm (PT) / 5:00pm (ET) に、WoltのCEO兼共同創業者 ミキ クーシとDoorDash 経営陣同席のもとに第3四半期収益のプレスリリースのオンライン会見を開催いたします。第3四半期収益プレスリリースのライブオーディオ会見にはhttp://ir.doordash.com にてご参加いただけます。米国証券取引委員会 (SEC)での取引、投資家向けの情報、プレスリリースや収益についてのリリースを含めた、当社の財務業績についての情報もこちらのサイトにてご確認いただけます。

免責事項:将来予想に関する記述

本リリースには、1933年証券法(改正を含む)のセクション 27Aおよび 1934年証券法(改正を含む)のセクション 21Eに該当する、将来予想に関する記述を含みます。一般的に、将来予想に関する記述とは、提案された取引のタイミングおよび提案された取引やその他の情報について、将来の出来事に関連する記述のことをさします。将来予想に関する記述とは「可能性がある」「予定である」「予期する」「期待する」「予定している」「可能である」「計画している」「目標としている」「見通しである」「見込む」「信じる」「推定する」「予測する」「潜在的な」「続行する」など、本取引そしてそれに関連する予測や戦略、計画や意図を説明する、これらの単語の否定形その他類似する表現を含みます。

本リリースの、将来予想に関する記述には、(i) 本取引のタイミング、完了、期待される利益についての見通し (ii) DoorDash と Wolt そして合弁会社が行う将来の事業、ステークホルダーおよび事業を行う市場、そして (iii) 本取引が事業にもたらすと予測される影響について、などが含まれます(がこの限りではありません)。将来予想に関する記述に記載される見通しや予測は実現しない可能性があり、実際の業績はリスクおよび不確実な要素の影響を受け、予測と異なる結果となる場合があります。

こうしたリスクや不確実性などの要因が、 DoorDash による Wolt の買収を左右する場合があります。この要因には:必要とされる当局承認取得の失敗・遅延、取引完了の条件や費用を適切な日時までにあるいは全く満たすことができない、Wolt 事業統合を含む Wolt 買収に関する費用や発生する困難な事態、本取引に期待される利益および相乗効果を予測された時期内での不履行、本取引の発表・保留そして実行がもたらすDoorDashそして Wolt の従業員と顧客、サプライヤー、その他のビジネスパートナーへの影響、DoorDash および Wolt に対する訴訟および規制措置のリスク、主要な人材を確保できないこと、DoorDash または Wolt に影響を与えうる法律または政府規制の変更、コロナ(COVID-19)の世界的流行の状況が DoorDash および Wolt にもたらすビジネス上そして運営上の影響、DoorDash または Wolt あるいは本取引に悪影響をもたらす可能性のある経済的、財政的、社会的、または政治的な条件、などが含まれます。予測と異なる結果をもたらす理由となりうる潜在的なリスクや不確実性についての詳細は、米国証券取引委員会 (SEC)に提出された DoorDash の2020会計年度の年次報告書( Form 10-K) およびそれに続く四半期業績報告書(Form 10-Q)、臨時報告書( Form 8-K)にてご確認いただけます。本リリースにて提供される全情報は、本リリース発行現在の情報であり、本リリースに含まれる将来予想に関する記述は、該当の日時において両社が得ている情報、および合理的であると両社が信じる仮定に基づいたものです。両社は、法律で義務付けられる場合を除き、本情報を更新する義務を負わないものとします。

証券販売の提示あるいは勧誘に関して

本リリースは有価証券販売の提示あるいは勧誘を意図するものではありません。また証券法における事前登録および資格取得の以前に有価証券販売の提示、勧誘あるいは販売が行われることが違法である法域において、このような活動が行われることはありません。1933年証券法(改正を含む)の要件を満たす目論見書によらない限り、有価証券の提示は行われないものとします。

米国証券取引委員会 (SEC)に重要な追加情報を提出

DoorDash は、DoorDash の目論見書を含む Form S-4 登録届出書を提出する予定です。この登録届出書には DoorDash、Wolt、提案された取引および関連事項に対する重要な情報を含むため、投資家のみなさまにおかれましては、登録届出書および関連書類公開の暁には、これらの書類をご熟読いただくようお願い申し上げます。これらの書類は SEC 公式サイト (www.sec.gov)および DoorDash 公式サイトhttp://ir.doordash.com にて無料でダウンロードいただけるようになります。

DoorDashについて

DoorDashは、地方や全国で人気の高い飲食店や小売業などの加盟店とユーザーをつなぐテクノロジーカンパニーとして、米国・カナダ・オーストラリア・日本の7,000以上の都市でサービスを展開しています。2013年の創業以来、​​簡単にすぐ届くことが求められる「コンビニエンス・エコノミー」時代に、ユーザーからの​​​​期待に応えながら、より利便性の良いデリバリーサービスを提供することで地域ビジネスの発展に貢献してきました。

Woltについて

Woltは、地域で愛されている人気の飲食店や食料品店との出会い、さらに注文された商品を自宅や職場へ迅速にお届けするというサービスをご提供しているテクノロジー企業です。ヘルシンキで2014年に創業し、現在23カ国に展開しています。4000人超の従業員を率いるのは、共同創業者でCEOのミキ・クーシです。

DoorDashのIRに関するお問い合わせ先

ir@doordash.com

DoorDashに関するメディアお問合せ先

press@doordash.com

Woltに関するメディアお問合先

press@wolt.com

Woltの本社所在地はフィンランドのヘルシンキです。したがって米国太平洋標準時から+10時間、米国東部標準時から+7時間の時差があります。米国太平洋標準時の午後4時から10時の間は営業時間外となるため、この間のお問い合わせに対する回答には時間を要する場合があります。予めご了承ください。

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